2019年10月30日

耶馬渓 青の洞門 潜入調査ファイル 2

ファイル1の写真説明の続きです。

・画像中のクレジット表示は取り決めです。クリックで拡大されます。
・資料画像中の記入は「コピー・複製等は最低限にする」という当学会
 の意向によるものです。ご理解下さい。

洞門-1910-1 (5).jpg
現・青側「第二洞門」部分。この辺りは崩落部分と推測。他にも崩落
したと思われる部分が複数個所見られる。今後の調査課題だ。


洞門-1910-1(6).jpg
現・青側「第三洞門」入口の崖側に、くり抜き部がある。
洞門竣工後の法要の際に、禅海が寄進したと伝わる石仏がここに御座
っていたそうだ(現在は耶馬渓風物館へ合法的に持ち去られ)。
移動させる際に内部から、禅海の自筆とされる木製の板碑と和紙の文書
が発見された。
文書の方は固着し展開も出来ない状態。近年「破れても仕方がないか
ら、剥いでみようか…」などと言った学芸員がいたと、関係者が呆れ
ていたが…この場合、学芸員のすべきことは将来の技術に託す為の保
存努力なのだ。もう手遅れか…な?。

洞門仏像.JPG
昔の絵葉書より。


洞門-1910-1 (11).jpg
現・青側「第三洞門」内に川側に降りる階段がある。
ここから短い距離なのだが、樋田側の旧・洞門が残る。
階段手すりの向こう側にも旧・洞門らしき痕跡があるように思える。
現在の歩道の下に旧道があったと推測しアドバイスを求めると、やはり
後年に嵩上げされているとの返答があった。


洞門-1910-1 (7).jpg
明かりとりの窓(牗・ゆう)。
耶馬渓内に一部現存する「一ッ戸隧道」を頼山陽が歩いた記述に、
牖から覗いた渓水に浮かぶ月の印象がある。
一ッ戸隧道も青の洞門も、牖の外は同じ山国川の渓水の流れ。
牖は採光の他に、掘削中の瓦礫捨てにも利用されたらしい。


洞門-1910-1 (12).jpg
もう一つの牖。
奥の仏像は持ち去られた後に設置…安易に代用品を造り置く信心の欠落。
耶馬渓風物館の仏像も、また洞門内のどこかに戻せないものだろうか?。
スロープの設置はこの場所のみ。あと増水時の冠水にも御注意を。
現在、内側から楽しめる牖はこの場所の2つのみ。

洞門内部 昔-1.JPG
青の洞門内部・明治期(演出が過ぎるような…)。


洞門-1910-1(13).JPG
樋田側出入口。
ここを入ってすぐ右側に前写真のスロープがある。
青の洞門では車両は一方通行。信号待ちの対向車がある為、洞門内はスム
ーズに走行したい。
「日本初の有料道路らしいよ」とタブレットを見ながら話していた観光客が
いたのだが、この説には異論があるということを覚えておこう。

とりあえず通過してみた。
青の洞門は全長約350m。その内トンネル部が約150mほどと伝えられている。
ファイル3はどこから摘まもうか…。

※現在の県道トンネル部は3ヶ所あり、「青側第〇洞門」の記述は当ブログ内だけ
のものです。樋田側からは逆になります。


posted by 薄学斎 at 07:29| 耶馬渓(本耶馬渓)

2019年10月28日

私メの「犬ヶ岳連峰」シリーズ (自己流の呼称)

山国川水圏を勝手に設定。取り組み始めて26年。帰郷してから
20年になる。もう若いとはいえない年齢になってしまった。
周囲は「変わり者」「オタク」扱い…。しかし少数ながら応援
してくれる人達に支えられて探究を続けて来れた。

近年フィールドで、会いたくても叶わぬ人が次々と…この辺りの
偉そうな人達からみれば、ただのクソ田舎のジジィ・ババァ達
なのだが、覚悟はしていたつもりでもやはり寂しく苦しい。
そして山国川の水災。「やばけい日本遺産」そして最近になっ
て、また新たな人災が加わりフィールドをかき乱す。

二十代は、信州の森と出会い「森・水」に魅了され通い続けた。
関東在住時、季の移ろいと共に生活したいと信州移住と帰郷と
で悩んだのだが、あの時の選択は間違いだったのかと考えてし
まうことが多くなった。

そんな地元なのだが楽しみもある。その一つがこの犬ヶ岳連峰
の眺め。平野部からだと鑑賞に易い。この20年間。誰よりもこ
の山並みを眺めてきたのではと思う「ふるさとの山々」だ。

標高の高い山でも一千mほどだが、稜線付近にはブナやミズナラ
の森が、傷付きながらもわずかに生き残る山岳修験道の山々。
便宜上は「豊北連山」と呼ぶらしいのだが、やっぱり私メには
「犬ヶ岳連峰」なのである。

ブ・191028-1ベース.JPG
バイクの一人旅で全国各地を巡って山々を見てきたが、この山
並みが一番好きだ。
福岡県・吉富町より撮影。この町からだとチョット遠めかな?。
でも…それもまたイイ。


posted by 薄学斎 at 02:30| ふるさと

2019年10月23日

にゃん中…

「あなたが話していたのと似たネコを、ちょっと遠い所で…」と
事務所の近くの方から電話を頂いた。
事務所不在で、わざわざ自宅の番号を調べてくれていた。
「マナ」は無事に自力で帰宅したのだが、その報告をしようにも
外に出てなく、そのままになっていたのだ。それをずっと気に掛
けてくれていたのかと恐縮。

そういえば…ご夫妻で散歩中に話しかけたのだが「この周りは猫
を飼っている家が多いよ」「そこの○○ちゃん・ここの家には○
○ちゃん…」とお二人共にやけに詳しかった。

数年前のことだが近所で挙動不審の男を見かけた。他人の敷地内
をコソコソと覗きこんでいる。
注意して監視していると、その動きが止まった。そのおっちゃん
の目的は近所の白玉クン(本名不明)だったのだ…。
な〜んだネコ好きかぁ〜と納得してしまう方もアレだが…。
電話をくれた方と、あの時に挙動不審のおっちゃんは同一人物だっ
たのではないかと思う。その可能性は極めて高い。いつの日か証明
してみたい。何の探究なのだろう…。

ネコに関わってないと落ち着かない人のことを「にゃん中」という。
ちょうど「ニコチン(ヤニ)が切れた」(理解できないが…)とか
「カフェインが…」(これは理解できる)といった感覚に近い。

断っておくが、薄学斎はネコ好きではない。ネコ達を匿うことにな
ってしまっただけである。なので決して「にゃん中」ではない。
周囲は誤解しているが、機会あれば「ネコ11年地獄」を披露しよう。

お礼とお詫びを兼ねて、お茶うけ持参で遊びに伺ってみようか。

ブ・191023-1.JPG
「ふく」 不思議なネコ…。


posted by 薄学斎 at 02:32| にゃん学