2020年04月26日

金と銀 あなたが欲しいのは?

―銀の滴降る降るまわりに、金の滴降る降る
まわりに〜―。
これは「アイヌ神謡集」冒頭の神謡の一節。
貴金属であれ、自然現象であれども「金銀」
は人々を魅了するものだ。

「アイヌ神謡集」知里幸恵:著。は約百年前
の書籍だが、文庫化もされていて(まだ検証
不足や誤記があるというが…)入手も易い。
興味がないと内容的に、本文を読み進めるの
はキツイが、知里幸恵の記した「序文」(た
しか2ページ)を読むだけでも、人生において
この本に接したことへの価値は金銀に余る。

2020-0425-1・ブ.JPG
「ねね」

2020-0425-2・ブ.JPG
「ちぃ」

さて、ここに「金のにゃん」と「銀のにゃん」
が居らるる。
あなたが欲しいのは、どちらの「にゃん」?。
別に「両方」でも良いけど…。泉から現れた
お爺さんに怒られてもボクは知らない。

ブログ開始当初、「これではネコ仙人ではな
いか」と文句を言われ、自粛していると最近
「にゃん学は?」と言われる。
人間って、何てワガママなのだろう。
「にゃん」達の気まぐれに振り回されている
方が一兆倍マシに思えたりする。

ただ、「金と銀のにゃん」が招き猫だとは限ら
ないという好例を具現化してくれている子達。

posted by 薄学斎 at 00:38| にゃん学

2020年04月24日

麦渡る風

3月ぐらいになると、麦畑の緑の中の
麦穂の成長に、散歩の足を止めること
がある。
でも、この頃の麦畑を渡る風はザワザ
ワで、カメラを向けることも少ない。

4月に入り、桜の花が終わる頃になる
と、麦畑を渡るサラサラの風に誘われ
てカメラを取り出すことが多くなる。
「麦渡る風」を感じるようになるのは、
これぐらいの季節からである。
「お前の酔狂な嗜好だけだろ」などと
突っ込まれては言い返せないのだけど。

そして、麦渡る風がカラカラになると
収穫の時期。撮るか刈られるか…という
毎年恒例、麦畑の隅っこで一人勝手な
せめぎ合いをやる薄学斎の姿が、その
内に地元の風物詩になるかも知れない。

2020-0424-1・ブ.JPG
2020年4月8日撮影。
「サラサラ」の麦の風。

2020-0424-2・ブ.JPG
2020年4月22日撮影。
麦渡る風の「サラサラ」に「カラカラ」
が混ざってきた。
2枚共に同じ地点より撮影。

今年1月の記事で掲載した「冬の麦畑」
と方向は異なるが同じ麦畑。

posted by 薄学斎 at 03:34|

2020年04月22日

木々笑う  吉富町

桜の花季が吹き去ると、木々が賑わう
時季となる。春から初夏への移ろいが
楽しめる季節。

現在、私たちが日常で用いる「緑色」
は、せいぜい数種類程度なのだが、昔
日のこの国で暮らす人たちの表す「緑」
はもっと多彩だ。少し調べてみるだけ
で数十はある。
ここはネットではなく、俳句・短歌・
川柳や歳時記関連の書籍も交えての探
索がオススメ。

狭い吉富町なのだが、これだけの季の
色彩に出会える場所もあるのだ。
この川縁の雑木林も開発が進んで来て
いるが、一見無駄とも思えるような価
値観も「町づくり」には必要ではない
のだろうか。 と思う。

2020-0421-1・ブ.JPG
この川は「佐井川」(冬の虹と同川)。
撮影地点は上毛町・豊前市境界付近。
画像の雑木林の手前側は上毛町。奥
側が吉富町。川の左側は豊前市。右
側は上毛町・吉富町境界…まるで社
会の縮図のような…あ〜っ面倒ぉ〜。

境界というと外せない小川があるの
だが、その子はまたの機会に。


posted by 薄学斎 at 00:17|