2020年01月29日

冬らしからぬ…

ある書籍(随想集)の巻末に紹介されていた詩の
「〜ぬくとい雨を降らせたというのに〜」という
一文をよく口ずさむ今冬。
本来は詩中の里の春と、山里の浅春の対比に用い
られている一文なのだが…。

今冬を一言で表すと「冷え込まない冬」。
真夜中でも風は緩く、暖かみすら含んでいるよう
で、風にあの凍え刺すような鋭さはない。
「ぬるい」というよりも「ゆるい」といった感が
あり、雨が降っても「ぬくとい雨」。強風を伴う
土砂降りは、まるで春の花散らしの雨を思わせる。

大分・宮崎県境付近では、時間雨量120mm超を
記録したそうだ。もはや冬の雨情ではない。
昨冬も北部九州は暖冬だったのだが、今冬のよう
な冷え込まぬ冬は、未だ経験したことがない。

このまま春を迎えてしまうのだろうか?…。

posted by 薄学斎 at 03:10|