2020年06月06日

山国川下流域 2020.06.04

まだ世間は停滞を続けている。
フィールドを駆けたいのだが、ど
うにも気が引けてしまう。

そこで空いた時間は書庫で過ごす
…というか、普段とあまり変わら
んような気が…する。
夕方、一時帰宅しようと外へ出る
と西の空がほんわか茜色。
今日は大潮のそれも満潮の時間帯
だと思い出し早速、山国川下流域
散歩へ。

2020-0606-1・ブ.JPG
福岡県吉富町の河原より中津城。
元々の本流筋であったという中津
川に架かるは小祝橋。
現在の本流は画像手前の左方への
川筋となる。

「川向かひに中津の城の南側の塀
櫓見ゆ〜」。約220年前の江戸時代
後期、ここを旅した尾張の商人・
菱屋平七の気分に浸るのも楽しい。

ここはお気に入りの中津城眺望ス
ポットの一つ。

posted by 薄学斎 at 01:53| 河口の街

2020年05月03日

風追い 

今まで、バイクの一人旅を繰り返し、
それなりに全国各地を巡ってきたの
だが、結局のところ森も川も海も…
最もショボイい地域がフィールドに
なってしまった。郷里という因果。

風を追って、森と水ばかり撮り続け
てきたけれど、何となく「海」には
取り組むことはなかった。
数年前、河口の街に隠れ家を極秘設
置した。
隠れ家からは海は見渡せず、潮を感
じることもないのだが時々、海岸ま
で遊びに行くようになった。
でも、なかなか地元の海には馴染め
ないでいる。

2020-0503-1・ブ.JPG
これほどトキメかない海って、ここ
だけか?。
「猫の額ほど」に例えられるが、犬
の運動にも不足するぐらいの砂浜で
考えてしまう。

独り占めの夕方の砂浜。何も収穫な
く帰ろうとする足元の砂に風を見つ
けた。
当たり前の景色の中にある風の姿を、
今まで気付かず素通りしていたとは
…薄学斎。まだまだ修行が足りぬ。

川では、お目にかかれない風の姿。

posted by 薄学斎 at 03:34| 河口の街

2020年04月21日

小さな砂浜にて 吉富町

夕方、ふと思い立って海へ出掛ける。
山にも海にも近い狭い地域なので、
「出掛ける」の表現は大袈裟かな。
だから「ちょっと行ってみた」。
抜け出した時間は40分ほど。もちろ
ん、山国川河口付近の周防灘だ。

潮の大きな日の満潮の海は、ただで
さえ小さな砂浜を尚更に狭くする。
本来ならば、私メは水深数メートル
の海底にいることになる。そう、子
供の頃の記憶では、この場所は「海」
だったのだから。
埋め立て以前は、ずっと沖合に眺め
た赤灯台を近くに見る。

外海のような煌めきのない内海の…
美しい海岸も開発で消失した周防灘。
撮影が目的では苦しい海なのだが、
でも時々、無性に遊びに行きたくな
るのは、どうしてなのだろう。

2020-0420-1・ブ.JPG
「明神の小さな海岸にて」「暗闇に
思想を」松下竜一:著。を立て続け
に再読したせいか、いろいろと考え
させられる今日の海景。

posted by 薄学斎 at 02:17| 河口の街