2020年04月05日

ニコンをキャノンに取り付けてみる

自己責任で行っています。メーカー保証外。
廉価的な取り付け方でのお話です。

元々、ニコンユーザーだった薄学斎。でも現在は
キャノンがメインとなっている。
まだ少数のニコンの機材が手元に転がっている。
この機材の中から、今回は90年代に購入した「ニ
コン AiAFマイクロニッコール105oF2.8D」
(絞りリング付・ニコンFマウントのレンズ)を
キャノンEOSデジタルカメラに装着を思い付いた。
(注)キャノンEOSは「EFマウント」になります。
   
カメラには「フランジバック」というものがある。
レンズの取り付け面(マウント面)からフイルム
面(デジカメではセンサー面)までの長さをいう。
ニコンFマウントは、キャノンEFマウントよりも
「フランジバック」が数o長い。ピントの問題だ。

すなわち、FをEOSに取り付けるには、カメラとレ
ンズの間に数oの厚さのモノを噛ませて補完すれ
ばピントが合うようになる。
しかし、FにEFレンズを取り付けるには、削る訳
にはいかないので補正レンズ等で補完する必要が
あり、面倒なことになる。市販されてるのかな?。
キャノンEOSは「フランジバック」が短いので、
-禁断の遊び-には適している。
ちなみにミラーレスはもっと短くて、凄いアダプ
ターも販売されているので、いつの日か…。

今回のニコンFをキャノンEOSに廉価的な取り付け
では、ニコンFでも「絞りリング無し」レンズで
は絞りを選択できない。この点は、古いタイプの
「絞りリング付」レンズで実現できる(手動)。

マウント部の違いについては、様々な「マウント
変換アダプター」が市販されている。ただ取り付
け可だけの物から、CPU内蔵のスゴい奴まで…。
組み合わせ不可や、色々と制約もあり注意が必要。
薄学斎は計算して自作したことがあるが、接合部
が外れレンズ落下…修理不能となった過去が…。

取り付けたとしても、ピントは手動。絞りも手動
なる場合がほとんど。「無限遠」が出ないとか、
補正レンズを用いた製品では、焦点距離が変わっ
たり、「露出倍数」がかかって暗くなる物もある。
気分的に余計なレンズが介在すると面白くない。
あと、カメラ側が作動しないこともあった。

画質については試してみないと「?」。欠点は
「味」・「個性」・「風流」で片付けてしまおう。

個人的に注意していることは、「重いレンズは用い
ない」「脱着・取扱いは丁寧に」の2点。
カメラ側の電気接点が不調になったことがあるの
で、主に退役した機材を利用している。
また、市販アダプターには粗悪な製品もある。こ
れまた注意が必要。

※あくまで「自己責任」の遊びです。

テスト撮影。使用カメラは35oフルサイズ・デジタル。
露出は・M(マニュアル)・A(絞り優先AE)のみ可。
ピント合わせは・MF(マニュアル)のみ。 AF…何ですか?ソレ。
2020-0405-1・ブ.JPG
おばぁちゃんの遺言を守り、大切にされている桜の
木がある。
絶え間なく舞う花びらの中に一人佇める贅沢な時間。
・105oF2.8。 絞りf2.8。

2020-0405-2・ブ.JPG
季の風味を、ひと掴みだけ。
・105oF2.8。 絞りf11。

2020-0405-3・ブ.JPG
クヌギの若葉。背景の光のボケの形が角張っている。
このレンズは少し絞ると、絞りの角形が出やすい。
すっかり失念。でもf4.0までならば目立たないはず。
愛用のタムロン90oF2.8マクロと比べて、太くてズ
ッシリと重いが、造り込みが良さはニコンらしい。
・105oF2.8。 絞りf8.0

しばらくテスト(遊び)を続けてみよう。

posted by 薄学斎 at 02:41| 雑記・古い写真から

2020年03月06日

九州のツキノワグマ 3

・クマさん「こぼれ話」…。

関東在住の若かりし頃、よく信州へ出掛けていた。
ほとんどが単独行での森歩きだった。

山が高く大きく、深い森の信州にはツキノワグマ
が多く生息するが、真近で遭遇したことはない。
ただ、一人のキャンプの夜や、森の中で何度かク
マの気配を近くに感じたことはある。
でも、野生のクマを遠望することはあった。その
経験から、他の動物と見間違いが多くても当然だ
と考えている。

信州の森ではクマ対策には熊鈴と撃退スプレーを
用意。爆竹はリスクを考慮し不所持。最後は撮影
用アルミ三脚で何とかするしかないと、ツキノワ
グマ対しては考えていたが、更に大型となるエゾ
ヒグマには、そうはいかなかった…。

北海道の朱鞠内湖で会ったバイク乗りに「雰囲気
が半端ないですよ〜」と教えられたのが、史上最
悪の羆災事件のあった場所だった。本で読んだこ
とがあったので立ち寄ることに。
集落を抜け、舗装路が途切れ森に入る。道を進む
と森の中の広場に昔の建屋を模した小屋が数棟。
実際に、その小屋の中にもヒグマが侵入したそう。
森を歩くと立木にヒグマの爪痕が…付いている。
雨上がりの森の生々しさも相成って、すぐ後ろに
ヒグマが立っているような錯覚に襲われる…そこ
は決して安全な観光地ではなかった…。

北海道の森に分け入ると、そこに存在しないヒグ
マの威圧を絶え間なく感じる。
その怖さといったら、ツキノワグマの比ではない。
2020-0306-1・ブ.JPG
「十分」にでなく「十二分」にだとぉ〜ぉ。
多くの場合は、遭遇しても襲われることは少ない
と分かっているつもりでも…こえぇ〜。
不肖、薄学斎。まだまだ修行が足りませぬ。

・また機会ありましら「クマ談」でも。

posted by 薄学斎 at 19:56| 雑記・古い写真から

2020年03月05日

九州のツキノワグマ 2

山国川水圏でのクマのお話。(長文です)

まずは、地元でクマに関する古い資料にお目に
かかったことはない。

20年以上前に、四国の四万十川源流の山で、ツ
キノワグマの目撃情報の看板を見たことがある。
後日、調べてみると九州よりも高く深い四国の
山々でも、九州と同じく絶滅寸前だと知る。

照葉樹林が広く占有する南国の島の限られた山
域に植林や開発が押し寄せる…ただでさえ乏し
いクマの生息に適した落葉広葉樹林は伐採され
分断され、わずかに残った森にしても、既にそ
れに必要な環境の大部分は失われている。

ずいぶん以前に、耶馬渓の某山付近でクマ目撃
の噂があったが、ある事情もありウヤムヤに。
後年…犬ヶ岳山系のある山でクマらしき目撃情
報の噂が…現場は先の某山と直線距離で近い。
早速、現場の集落で話を伺うと「何かクマでは
ないみたいな…」少々ウンザリ気味の返答…。

山国川水圏にツキノワグマは生息するのか?。
薄学斎の考えでは「生息できない」になる。そ
の根拠は「山が浅すぎる」から…。
生態系の頂点には、それに相応する広範囲の生
息環境が必要だと考えている。

地元には茶系と黒系の毛色のイノシシが生息する。
薄学斎も耶馬渓山中で、100sはあろうかの黒系
の大物と出会ったことがある。その他にも捨て犬
や、迷った猟犬をクマと誤認する可能性もある。
あとはシカ…他の一部山域ではニホンカモシカ。
特に山中で出会うカモシカは黒っぽい塊に見える。

でも…山国川水圏の森にツキノワグマが生息して
いたらと、どこか期待してしまう薄学斎なのだ。
また地元で噂が出ないかなぁ〜。

・ツキノワグマ→ニホンツキノワグマ。
・イノシシ→ニホンイノシシ。
・シカ→ニホンジカ(キュウシュウジカ)。
・カモシカ→ニホンカモシカ(実は牛さんの仲間)。

・次回はクマさん「こぼれ話」でも…。


posted by 薄学斎 at 03:53| 雑記・古い写真から