2020年04月24日

麦渡る風

3月ぐらいになると、麦畑の緑の中の
麦穂の成長に、散歩の足を止めること
がある。
でも、この頃の麦畑を渡る風はザワザ
ワで、カメラを向けることも少ない。

4月に入り、桜の花が終わる頃になる
と、麦畑を渡るサラサラの風に誘われ
てカメラを取り出すことが多くなる。
「麦渡る風」を感じるようになるのは、
これぐらいの季節からである。
「お前の酔狂な嗜好だけだろ」などと
突っ込まれては言い返せないのだけど。

そして、麦渡る風がカラカラになると
収穫の時期。撮るか刈られるか…という
毎年恒例、麦畑の隅っこで一人勝手な
せめぎ合いをやる薄学斎の姿が、その
内に地元の風物詩になるかも知れない。

2020-0424-1・ブ.JPG
2020年4月8日撮影。
「サラサラ」の麦の風。

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2020年4月22日撮影。
麦渡る風の「サラサラ」に「カラカラ」
が混ざってきた。
2枚共に同じ地点より撮影。

今年1月の記事で掲載した「冬の麦畑」
と方向は異なるが同じ麦畑。

posted by 薄学斎 at 03:34|

2020年04月22日

木々笑う  吉富町

桜の花季が吹き去ると、木々が賑わう
時季となる。春から初夏への移ろいが
楽しめる季節。

現在、私たちが日常で用いる「緑色」
は、せいぜい数種類程度なのだが、昔
日のこの国で暮らす人たちの表す「緑」
はもっと多彩だ。少し調べてみるだけ
で数十はある。
ここはネットではなく、俳句・短歌・
川柳や歳時記関連の書籍も交えての探
索がオススメ。

狭い吉富町なのだが、これだけの季の
色彩に出会える場所もあるのだ。
この川縁の雑木林も開発が進んで来て
いるが、一見無駄とも思えるような価
値観も「町づくり」には必要ではない
のだろうか。 と思う。

2020-0421-1・ブ.JPG
この川は「佐井川」(冬の虹と同川)。
撮影地点は上毛町・豊前市境界付近。
画像の雑木林の手前側は上毛町。奥
側が吉富町。川の左側は豊前市。右
側は上毛町・吉富町境界…まるで社
会の縮図のような…あ〜っ面倒ぉ〜。

境界というと外せない小川があるの
だが、その子はまたの機会に。


posted by 薄学斎 at 00:17|

2020年04月18日

過ぎゆく春

花散らしの風や雨がやって来ると、
辺り一面が桜の花片の絨毯になる
ことがある。
数日前の春の嵐では予想外、桜の
花は踏ん張って、絨毯にはならな
かったが、あと数日の春の余韻を
残してくれた。

九州では、やけに白味に感じるソ
メイヨシノの花なのだが、地表に
散らばった花片は、ほんのりと紅
を帯びた艶となり、過ぎゆく春を
惜しませる。

北部九州では、ヤマザクラの花が
散ると山が賑やかになってくる。
そしてソメイヨシノの花の終わり
は、初夏の訪れを一足早く知らせ
てくれる風便り。

2020-0418-1・ブ.JPG
獲物を見つけたクマのように通って
も、これが精一杯…。だから来春の
楽しみもあるということか。

posted by 薄学斎 at 05:04|