2019年11月11日

吉富町  山国川河口散歩

予想外のトラブルから相棒(クルマ)が退院。経過観察中にて
平野部でウロウロなのである。幸いクルマに大きなダメージは
認められないものの、紅葉期の停滞は気分的なダメージあり。

ちょっと長い休憩をとって、ちょっと海岸までクルマで向かう。
小さな町ならではの手軽さである。山国川河口から潮止め堰付近
まで遡り、支流・黒川に沿って帰ってきた。缶コーヒー1本がちょ
うど良いぐらいの時間。吉富町約2/3周コース。小さな町というか
「狭っ…」。

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吉富町の海岸線からは標高差約1130mの景色を近くに感じることが
できる。紅葉終盤の山々は寒気の雲に包まれているが、反対側の海
上の空は夏を思わせるような模様。潮は満ちて来ている。


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山国川河口付近。高浜地区の「京泊」「(高浜)遠見番所」「鼻」など
と呼ばれる場所(付近)から撮影。
朝鮮出兵や島原の乱時もこの場所から出兵したとの記録が残る。九州に
多く伝わる「神功皇后伝説」のスポット?でもある。
対岸は大分県・中津市の河口の三角州である「小祝」。この辺りはまた
改めてまとめましょう。
右下には中津城の天守閣が見える。奥の山は「八面山」。この山も神
功皇后伝説のスポットなのだ。スゲェーだろぉ〜。


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山国川潮止め堰の下流。散歩する人、愛犬と遊ぶ人、スケーボーやラ
ジコン飛行機を楽しむ…人達。これも河川敷の大切な役目の一つ。
そして私メは季節の物語を探し歩く。はた目には変〇者…。


posted by 薄学斎 at 06:56| 河口の街

2019年11月09日

にゃニャフィナ

「言の葉には力がある〜」と自己啓発本片手に友人が語る。
この友人、タピオカのように時々自己啓発・開発系のマイブームが到来
する。彼の場合はそれが(+)に作用しているので良いのだが…。
そのジャンルとは無縁の薄学斎。♀ネコを3匹揃えて「にゃニャフィナ」
を結成しようかなぁ〜。などと冗談を言っていた。もちろん本家本元は
「カラフィナ」である(念のため)。

「マナ」帰還から数日後の早朝まだ暗い時間帯。川の畔に1分ほど車を
停め再発進しようとすると、車の下からネコの鳴き声が…。
車を降りると1匹の仔猫…。歩くことができないぐらいの異様な甘え方。
野良猫ではないよう。生後2ヶ月ぐらい。親兄弟を探したが見つからず。
この後、秋雨は本降りになる予報。降雨を凌げそうな場所もない。

このまま置いて行くと数時間後には冷たい雨に濡れ死んでしまう。
体調を崩し冷たい雨に打たれ…。結果的に見殺しにしてしまった数年前
の苦い経験がある。心配して探し見つけた友人に協力を求められ、二人
でその仔猫を埋葬することしかできなかった。

可愛らしく毛並みも綺麗な仔猫。捨てられているファーストフードの袋
を舐めるのを取り上げたら、連れて帰るしかなくなってしまった。
約20Kmの道程、嘘のように膝の上でおとなしく、苦も無く帰宅したのだ
が怒られた…。それも当然で、自宅も既に1匹オーバー状態なのだ。
手術負担でも、新たな飼い主を見つけねばならないのだが…。

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仔猫を拾って帰ったのは初めての薄学斎。1分足らずの停車。それもピン
ポイントで…どうして俺だけ…?。
これが「言の葉の力」か?。揃ってしまった「にゃニャフィナ」。

posted by 薄学斎 at 06:41| にゃん学

2019年11月07日

「山をめぐる人と書物」

薄学斎が「古き良き時代の山の文学」に接するキッカケとなった作家
が2人いる。その1人が標高1800mの長野県・霧ヶ峰高原の山小屋主人
・手塚宗求さん。
当時、手塚さんの山小屋「ころぼっくる・ひゅって」で著者署名入り
の著書が入手できたので、チビチビと通い集めていた。

ニッコウキスゲが見頃の盛夏の霧ヶ峰。夕刻、流れてきた霧が立ち込
める。アルミ製三脚を持つ指の感覚が鈍くなるほどの肌寒さ。
そして著書を買おうと山小屋に入ると、黒縁の眼鏡のおっちゃんに迎
えられた。初めてお会いした手塚さんだったが、お互いな照れとも気
恥ずかしさともいえない奇妙な空気感に、どのような会話を交わした
のかは覚えていない。どこか私メと性格的に似ている部分があるなと
感じた初対面時の印象は今も変わらない。

帰郷後「山をめぐる人と書物」が出版され地元で購入した。
バイクで北海道に向け日本海沿いを北上中に、加賀から岐阜・郡上八
幡、長野・駒ヶ根を経由して6年振りの霧ヶ峰。
無料化されたビーナスラインはごった返し、もう酷い状態。夏山の最
盛期の「ころぼっくる・ひゅって」に無礼承知で訪問。休憩中の手塚
さんに持参した本に署名依頼をすると快諾して頂いた。

先ほどから長身の手塚さんが行き来している。「まだ2.3本有ったん
だがなぁ〜」と。「本の帯」を探している。自宅にあるからと断わっ
ても「帯を巻くとですね本が…こぅ…ぐっと引締まるんですよ」と…。
結局、これが手塚さんとお会いした最後の機会になってしまった。

本文内容の他にも物語を紡ぐ本がある。

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2000年・恒文社:発行。
帯は手塚さんが巻いてくれたまま。

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「きっと手塚さん嬉しかったんだよ〜」。帯と落款まで捺してくれた話を
した際の、知人の方の感想。そうであったのなら私メも嬉しい。

・手塚文学に触れる最初の一冊は…どの著書からでもすんなりと入れます。

posted by 薄学斎 at 07:34| 本・資料