2019年12月16日

今年もあと半月…なのに 紅葉情報 福岡県上毛町

例年よりも遅れた紅葉だが、未だに残り紅葉が見られる。
普段ならば平野部では、紅葉期の終わりに入る寒気と冷たい雨や、初冬を
呼び込む冷たい風にビックリ、木々は一斉に葉を散らすことが多いのだが、
今秋は終わりを告げる移ろいの風が弱い。それでも前日に比べると木々は
冬支度を進める。あと数日、晩秋の季を楽しめそうだ。

福岡県上毛町。平成の大合併で新吉富村と太平村とが合併し誕生した町。
吉富町の上流に接する山国川・佐井川に挟まれた平野部と、大分県との県
境に面した山地から成る、海にも近い町。狭くはないぞっ!。
この町の平野部には雄熊山・日隈山という隣あった小山がある。今夕は通
かかる度に、ささやかに楽しませてくれる雄熊山の道脇にてしばしの散策。

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もちろん冬支度OKっ。の木もある。

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この時期にたくさんの散りたてカサカサ落ち葉。喜ぶのは薄学斎ぐらいか。
金貨・銀貨は盛り過ぎだが「銅貨」ぐらいの価値はある?。同志求ム?。

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クヌギの残り紅葉。傷んだ紅葉はコンテスト狙いの人には向かないが、季の
移ろいを楽しむには外せないモチーフ。
でもこの構図は、ブログしてないと撮ってない。ブログの良い所なのかも。
「コダクローム」というフィルムが、このような場面ではたまらなく味わい
深い描写をしてくれたのだが…懐かしい。
背景対岸の山が日隈山。水を落とした池は「大ノ瀬池」。近辺や吉富町の人
たちは「大池」と呼ぶことが多い。町内(旧・隣の村)に「大池」があり紛
らわしいが、これで良いのだと思う。

「おぐま山・ひぐま山」の山名と漢字表記がちょっと気になり始めた。


posted by 薄学斎 at 03:23|

2019年12月15日

マッチ売りの少女

最近、何かと慌ただしい。
慌ただしさにかまけて、古書部書庫の整理が手つかずのまま
で、酷い状態になってしまっている。
そこで、年末を口実に書庫整理(たぶん無理)と一部改善に
着手。で、発掘したものを記事ネタにするECOな思いつき。
本来は、学会と古書部の繋がりは協力関係のみなのだが、こ
れからは古書部からの記事もコチラに加えることにしよう。

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膝の上での撮影なので粗さは御容赦を。
アンデルセン:作。星山博之:文。かたやま さえこ:絵。
2000年・学研:発行。

この歳になると読むことのできない作品なのだ…。
4〜6歳向けとあるが、今時の幼児に「マッチ」という単語が通
用するのか…という致命的な問題点を抱える。
明治・大正から戦前にかけての多くの優れた日本文学作品・作
家が現在、埋もれてしまっている要因に「表現の問題」がある
が、絵本の名作も「理解度の問題」で埋もれてしまう作品が増
てくるのかも知れない。共に時代とのミスマッチだ。

「古書を買って下さい〜」と白い街角に立つ私メ。道行く人々は
「え〜い。そんな汚い、怨霊が憑いているような本など買うか〜」
などと冷たい。寒い…そして私メは路地裏で古本の1ページを破り
火を灯す→速攻で取り押さえられ現行犯逮捕…ちがうマッチ売りの
〜などと叫んでも誰も取り合ってくれないだろう。マッチも古い
名作も古本も私メも受難の現代である。

posted by 薄学斎 at 07:42| 本・資料

2019年12月11日

耶馬渓 山国川・犬走り 危険に晒される神聖な石

耶馬渓・青の洞門から山国川を500mほど遡ると、沈み橋と
川中に奇岩が突き出す「犬走り」呼ばれる場所がある。

青の洞門とセットでオススメしたい場所なのだが、知名度
がない。何せ、観光ガイドが地元の中学生達に解説ができ
ず「ガイドコースから外れているから…」と言い逃れたぐ
らいなのだから…穴場の景勝地。
ここを訪れた人は、沈み橋上からの上流の景色に見とれてし
まうだろう。

注・流水が橋の上を流れる構造の沈み橋には欄干がない。危険
を伴うので、沈み橋の利用は自分の責任にて。
また自動車は入れず駐車場もないので、青の洞門駐車場か道の
駅から徒歩となります。

「明らかに川の流れ(筋)が変わった」と地元の人達が話す。
その今秋の増水で犬走りが被災した。ここは「九州自然歩道」
の一部なのだが歩道の一部が損壊し、河原の川石が押し流され
て岩床が剥き出しになってしまった。
この場所には「ひぃ立て岩」などと呼ばれる神聖な石がある。
自然歩道の復旧工事で、この石まで傷付けられたり撤去されな
いか不安なのだ。
本などには載っていないから、中津市の学芸員達も知らない可
能性が高い。他の関係部署はどうなのだろう?。

資料等にないことはブログに掲載しないことになっているのだ
が、今回は仕方がない。役所関係は、一般からの進言は軽視し
てしまう。誰か力を貸してくれないものだろうか。


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これが「ひぃ立て岩」。上流の柿坂辺りからプカプカと浮いて
流れて来たという。薄学斎は「ひ」とか「ごひ」と呼ぶのだが
方言なのか。「御幣(ごへい)」が正しいのかな?。
川石の河床だったのが、すっかりと流されてしまった。
協力してもらえるのならば、水害以前の写真の提供も検討中。
後方は、青の洞門有する「競秀峰」の列峰。

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「九州自然歩道」損壊部。すぐ横に「ひぃ立て岩」がある。

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本来ならば犬走りの岩は黒っぽい色。護岸工事のコンクリート
のアクなのか白く汚れている。
2012年の水害以来、犬走りの岩の浸食が目に見えて激しい。
後方は沈み橋。

・犬走りの紹介は、今後少〜しずつ進める予定です。

posted by 薄学斎 at 07:48| 耶馬渓(本耶馬渓)